R2をご利用のみなさま
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。ペットフーディスト養成講座事務局です。
新型コロナウィルスによるさまざまな影響が、みなさまのお仕事にも出ているのではないでしょうか。
また、香港では犬への感染というニュースもあり、不安な日々が続きますね。
こんな時は、確かな情報を取得し、それに沿った行動をしていきたいですね。
さて、そんな状況ではございますが、今日も食事のお話です。
ペットフーディスト養成講座のサイトには、受講生だけが閲覧できる「受講生専用ページ」があり、そこでは「講座テキストには載っていない、知識アップのための情報」をお伝えしています。
今日はその中から、講座の手作り食の章を担当する南村友紀先生（キッチンドッグ代表）に教えていただいた「発酵食」について、内容を抜粋してお伝えします。
■「発酵食」パワーとは？
古くから世界各地で受け継がれてきた「発酵食」。発酵食のパワーに、近年ますます注目が集まっています。
食品に含まれる栄養素は、菌や酵母などが介在する「発酵」により、消化しやすい形に分解されます。これは身体への負担を減らす人類の文化であり、「事前消化」とも呼ばれます。
例えば…
・ラクトバチルス乳酸菌は、消化しにくい乳糖（＝ラクトース）を消化しやすい乳酸に。
・小麦は、消化しやすくするために酵母発酵させてパンにします。
このように、菌たちは発酵の過程で、そもそもそこになかった栄養素を代謝によって生み出せるため、発酵は『消化がよくなる』だけでなく『栄養価が上がる』ことにもつながります。これは自然で、フレッシュな食物にだけある利点です。
他にも、発酵のメリットはあります。
例えば玄米や全粒小麦などには、そのタネの中に発芽をセーブするフィチン酸という酵素阻害物質がありますが、発酵させるとフィターゼという酵素により中和され、ミネラルが吸収されやすくなります。
植物は捕食者から身を守るためのさまざまな毒（反栄要素と呼ばれる）を持っていますが、発酵はその毒を中和させることができるのです。
■犬や猫にとっての発酵食
では、私たちとともに暮らすパートナー（愛犬愛猫）にとって、発酵食品がもたらす恩恵とはどのようなものでしょうか？
猫は元来完全な肉食動物で、犬も雑食性があるとはいえもともとは肉食動物です。
人間と比較して腸が短く、腸内細菌の数も圧倒的に少なく、消化の仕組みも違い、口からではなく「胃」から消化が始まります。また、植物に含まれる「食物繊維」の消化が人に比べて苦手です。
野生の肉食動物は、草食動物を獲物として食べるときに、はじめに胃腸の内容物から食べるといわれていますが、草食動物の腸の中には、その動物の腸内細菌ですでに発酵された植物が入っています。つまり、植物を消化することが苦手な肉食動物は、自然とそのような方法で、すでに消化され、発酵された植物から栄養素を摂取しているのです。
このことから、犬や猫たちに野菜などの発酵食品を与えることは、植物由来の栄養素を摂取させるための自然な方法と言えるのではないでしょうか。
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受講生専用ページでは、発酵食についての情報や手作りの発酵食の作り方など、さらに詳しい情報をお届けしていますが、今日ご紹介した内容だけでも、発酵食が犬や猫にとって大切なのが理解できますね。
ただ、自分で作るのは大変。
R2では簡単に与えることができる発酵食品を取り扱っております。
WITH GREEN DOGフリーズドライ納豆挽き割り
https://r2-pet.com/detail/4571245852892?l
WITH GREEN DOGカラダよろこぶ発酵50種ブレンド
https://r2-pet.com/detail/4571245851567?l
ぜひ、ごはんのトッピングにご紹介ください。
ペットフーディスト養成講座ではこのようにさまざまな情報や知識を定期的に提供しております。お客様への提案や課題解決のために知識を得たいと思われた方には、R2のお取引先さま特別価格をご用意しておりますので、ご検討くださいませ。
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