
こんにちは。
今年のGWはコロナ禍のうちに終わってしまいました。イベントも控えめで、なかなか季節を感じる出来事が少ないですね。
そんな中、犬や猫たちは変わらず元気に運動して、食べて寝て、遊んで。そんな彼らに癒されたり励まされたりの毎日かと思います。引き続き、お仕事頑張ってまいりましょう^^
さて、みなさんはお店で販売しているペットフードについて、こんなモヤモヤを抱えていませんか?
◎ブランドごとの特徴はわかるけど、いろんなブランドや商品を比較した時の違いが説明できない。
◎自分のパートナー(愛犬愛猫)で経験した食事の悩み相談には答えられるけど、それ以外は知識がない。
◎健康や食事に悩みのない犬や猫は特に、ペットフード選びのアドバイスがしづらい。
そんな方にはぜひ、ペットフードの基礎知識や、ペットフード選びについて知識をプラスしていただきたいなと思います。
ということで、本日は、開講1年半で受講生1,200名を突破した資格講座「ペットフーディスト養成講座」から、ペットフード選びに関する知識をご紹介します。
<ペットフード選びには「個体差」にも注目!>
ペットフードを選ぶ時のポイントは「安全性」や「栄養基準」などいくつかありますが、これらに加えて必ず意識していただきたいことは「個体差を考慮すること」です。
人と同じように、「誰にでも合う、絶対唯一の正解」がないのが食事選び。だからこそ「個体差」が手掛かりになります。
個体に合った食事を食べているパートナーは、快活で目に輝きがあり、皮膚も健康で、被毛にもツヤが出てきます。また食性に適した消化吸収に優れた食事であれば、ウンチは 適度な硬さで量も少なくなります。
犬が大好き、猫が大好きという方ほど、「〇〇ちゃんに合ったフードを見つけたい」と思うのは自然なことですが、何を基準に合う、合わないを知るのかがわからない、という方が多いようです。
個体差を考慮するためのポイントを簡単に紹介します。
ポイント1:嗜好性
パートナーがどんなものを好むかは重要です。どんなに高品質なフードであっても、食べてくれなければ意味がありません。
嗜好性は、一般的にはニオイ、味、素材、食感、温度に左右されるといわれています。ニオイは乾燥したものより水分量の多いもの、冷たいものより温かいもののほうが強く感じられます。中でも、動物性脂肪のニオイは嗜好性を高めます。また、嗜好性にはオーナー(飼い主)の気持ちも影響を与えるといわれています。オーナーが「あまりおいしそうなフードじゃないな」とか、「気に入ってくれなかったらどうしよう」などネガティブな感情を持っていると、パートナーが食べたがらない場合があります。
パートナーの嗜好はその時の体調や気分によっても変わってきますので、食べない場合はその原因を考えて対応するようにします。
ポイント2:ライフステージ、ライフスタイル
ライフステージとは成長期、維持期、中高齢期、高齢期などの年齢に応じた分類。
また、ライフスタイルとは、散歩や運動の量、睡眠時間、ダイエットが必要な状況かどうか、などの差を生むものです。
これらを考慮してフードやその量を選びますが、その際、どの国のメーカーかや、どんなコンセプトで作られた商品かもチェックしましょう。
というのも、欧米で一般的な愛玩犬は大型犬が多かったり、運動量が多かったりと、日本で暮らす多くの犬とはライフスタイルが異なる場合が多々あるためです。メーカーが提示する給与量が世界共通のものなのか、日本用に計算されたものなかを確認したうえで個体に合った給与量を見つけましょう。
ポイント3:体質
個体によって「胃腸が弱い、アレルギー体質である、毛玉を吐きやすい」など体質が違います。体質に合わせたフード選びを行いましょう。
例えば、病気ではないのに、環境や食事の変化ですぐに胃腸トラブルを起こすパートナーの場合。そのようなパートナーには、食事の変更は最小限にとどめ、消化性が高く、高品質の食事を与えたいもの。また、消化の負担を減らすため、低脂肪で、かつプロバイオティクス配合のフードや胃腸用療法食などがおすすめです。
いかがでしたか?食事はすべての犬と猫にかかわること。ペットフード選びに知識があると、多くのお客様から信頼をいただきやすくなります。知識を高めて、サービス向上につなげませんか?
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